姿勢が整うと仕事がはかどる!ピラティスがデスクワーク疲労に効果的なワケ

ピラティス体幹姿勢改善
  • 💎デスクワークが身体にもたらす負担──なぜ疲れや不調が起こるのか
  • 💎なぜピラティスがデスクワーク疲れに効果的か──身体機能をリセットするしくみ
  • 💎デスクワーカーに適したピラティスのワークとその効果
  • 💎ピラティスがもたらす“心と集中力”への効果──メンタル疲労の予防にも
  • 💎始めやすさと継続性──デスクワーカーが「今日から」できるピラティス習慣


長時間のデスクワークは、現代人の身体に最も大きな負担をかける生活習慣のひとつです。
肩こり、首の痛み、腰の張り、目の疲れ、集中力の低下……。

これらは単なる疲労の蓄積ではなく、「動かない時間」が身体の構造と働きに深く影響を与えているサインです。

ピラティスがデスクワーク疲れに効果的と言われる理由は、“筋トレ”や“ストレッチ”といった単一のアプローチではなく、

呼吸・骨格・筋肉・神経・姿勢・体幹の働きを総合的に整えるメソッドだからです。

特に、胸郭が潰れがちな座り姿勢を改善し、背骨をしなやかに動かし、体幹を働かせるピラティスは、デスクワーカーの疲労要因を根本から軽減する力があります。

このコラムでは、なぜ座っているだけで疲れるのか、その理由と改善プロセスを分かりやすく解説します。

目次

デスクワークが身体にもたらす負担──なぜ疲れや不調が起こるのか

長時間座位の弊害:筋肉のアンバランスと関節の固さ

座っている姿勢では、骨盤は後傾しやすく、腰椎のカーブは消失し、胸郭は潰れ、頭は前方に移動します。
この姿勢は、「身体を支える筋肉」と「緊張する筋肉」が極端に偏る原因となります。

▼硬くなりやすい筋肉
・大腿直筋
・腸腰筋
・ハムストリングス
・僧帽筋上部
・肩甲挙筋
・胸の筋肉(小胸筋など)

▼弱くなりやすい筋肉
・腹横筋
・大殿筋
・中殿筋
・僧帽筋下部
・前鋸筋
・多裂筋

つまり、座っているだけで身体は「硬くなる部分」と「弱くなる部分」に分かれ、バランスを失うのです。

関節にもストレスがかかり、
・股関節の可動域低下
・胸椎の硬化
・首と肩の慢性緊張
・腰椎の圧迫
などが発生します。

筋肉と関節のアンバランスは、疲れや痛みの“始まりの合図”です。

背骨・骨盤・胸郭の歪みと姿勢不良の典型パターン

デスクワーク姿勢は、背骨と骨盤のアライメントを大きく歪めます。
最も多いパターンは以下の3つです。

▼(1)胸郭の潰れ(呼吸機能の低下)
胸郭が下に落ち込むことで、
・呼吸が浅くなる
・横隔膜が働かない
・体幹が弱くなる
と、身体の“内側のサポート”が不足していきます。

▼(2)頭部前方位
頭は約5kgありますが、前に傾くほど重さは倍以上に。
首や肩、背中の筋肉は常に緊張し続けます。
この姿勢が慢性の肩こりや頭痛の大きな原因です。

▼(3)骨盤後傾 → 腰椎カーブの消失
本来の腰椎前弯が失われることで、
・腰の張り
・坐骨神経痛
・股関節の詰まり
が起こりやすくなります。

これらの姿勢は互いに連鎖しており、ひとつ崩れると全身が崩れる「セット姿勢」として身体に定着します。

心身の疲労、集中力低下、ストレスなど“見えにくい疲れ”の発生メカニズム

実は、デスクワーク疲れは“身体の痛み”よりも“脳の疲れ”が先に出ます。

▼なぜ脳が疲れるのか
・呼吸が浅い
・姿勢が悪い
・筋肉が動かない
この状態では、脳は常に緊張モードに入り、交感神経が優位に働き続けます。

すると、
・集中力が切れる
・メンタルが不安定になる
・ストレスを感じやすい
・仕事効率が落ちる
といった影響が出てきます。

身体の疲れと心の疲れは密接につながっており、
姿勢改善 → 呼吸改善 → 自律神経の安定
というプロセスが必要です。


デスクワーク疲れは、単に「座りすぎ」ではなく、
身体の構造・呼吸・筋肉のバランスの崩れによって生まれます。

・胸郭の潰れ
・頭部前方位
・骨盤後傾
・浅い呼吸
・血行不良

これらが複合的に重なり、慢性的な肩こり・腰痛・集中力低下を引き起こします。

つまり、ただストレッチやマッサージをしても根本改善にはならず、
身体全体の機能を整えるアプローチが必要なのです。

その鍵となるのが、まさにピラティスです。

なぜピラティスがデスクワーク疲れに効果的か──身体機能をリセットするしくみ

体幹コアの活性化で背骨・骨盤を安定させる

デスクワークによる疲労や不調は、単に「こりをほぐす」「ストレッチをする」といった対症療法では改善しきれません。

なぜなら、問題の根本は 姿勢の崩れ・胸郭の硬さ・体幹の機能低下・関節可動域の欠落・呼吸の浅さ が複合的に絡み合っているからです。

ピラティスが他の運動と比べて圧倒的にデスクワーク疲れに強い理由は、
身体全体の“機能”を再教育するメソッドだから です。
ここでは、その仕組みを分かりやすく解説していきます。


デスクワーク疲れの多くは、体幹が働かずに「外側の筋肉だけ」が頑張ってしまうことで起きます。

本来、姿勢を支えるべきは
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
・横隔膜
という“インナーユニット”です。

しかし、長時間座り続けて胸郭が潰れると、横隔膜は動かず、腹圧も入らなくなります。
その結果、
✔ 腰が反りやすい
✔ 肩に力が入り続ける
✔ 背中の張りが取れない
✔ 首が前へずれる
と、さまざまな不調を引き起こします。

ピラティスは 呼吸×骨盤ニュートラル×背骨コントロール を組み合わせることでインナーを自然に活性化し、背骨・骨盤の「柱」を安定させます。

特に効果が高いのは以下の点です:

・呼吸で腹圧が入り、腰が支えられる
・骨盤の傾きが整い、腰痛が出にくくなる
・背骨が正しい配列になり、肩や首の負担が軽減する

“体幹が働く姿勢”が身につくことで、座っていても疲れにくくなるのが大きな特徴です。

胸郭・肩甲帯の可動性と柔軟性を回復し、呼吸と循環を改善

デスクワークで最も固まるのは 胸郭(肋骨+胸椎) と 肩甲帯。
胸郭の硬さは、呼吸の浅さ・肩こり・首こり・背中の痛みの根本原因になります。

ピラティスの胸式呼吸は、
・肋骨を前後左右に広げる
・横隔膜を活性化する
・胸椎をしなやかに動かす
という特性があり、デスクワーク疲れに最適です。

▼胸郭が動くと何が変わる?
✔ 肩の力みが自然に抜ける
✔ 頭が前に出にくくなる
✔ 深呼吸がしやすくなる
✔ 酸素量が増え、脳がクリアになる
✔ 集中力が高まる

胸郭の硬さが改善されると、肩甲骨の位置も整いやすくなります。
僧帽筋上部ばかりが頑張る姿勢から、前鋸筋・僧帽筋下部が働く“安定した肩”に切り替わり、肩こりが減っていきます。

また、胸郭・肩甲帯が広がることで血流も改善し、
「座っているだけで肩が重い…」
という状態から抜け出すことができます。

筋膜ライン・関節の動きを整え、全身のバランスを回復

デスクワークでは、筋肉だけでなく 筋膜(身体を包むネットワーク) が硬くなり、姿勢バランスが崩れます。

特に影響を受けるのは、
・背面ライン
・前面ライン
・側面ライン
・スパイラルライン
など、身体全体をつなぐラインです。

これらが固まると、
・呼吸が浅い
・肩甲骨が動かない
・骨盤が傾く
・腰椎の動きが悪くなる
と、「デスクワーク姿勢」が身体に固定されてしまいます。

ピラティスは、ゆっくりした動きで筋膜の滑走を改善し、
✔ 全身の張りをほどく
✔ 関節の動きを取り戻す
✔ 身体の左右差を整える
ことができます。

さらに、
手足を動かす前に“体幹・背骨”が先に動くよう設計されている
ため、歪みの原因そのものにアプローチできる点が非常に大きいです。

特に以下の効果が顕著です:

・背骨の回旋が出る → 肩こりが軽減
・股関節が滑らかに → 腰の負担が減る
・肩甲骨の可動性UP → 首の緊張が和らぐ

「動かないことで失われた機能」を取り戻してくれるのがピラティスです。

低負荷・制御された動きだからこそ安全・効果的

ピラティスは激しい運動ではなく、
低負荷で、ゆっくり、正確に行うことを重視します。

これがデスクワーカーにとって非常に重要です。

デスクワークで固まった身体にいきなり高負荷運動をすると、
・腰を痛める
・肩をすくめてしまう
・代償動作が出る
など逆効果になることもあります。

ピラティスは小さな動きから始めるため、
✔ 怪我のリスクが低い
✔ インナーから正しく鍛えられる
✔ 無理なく続けられる
というメリットがあります。

さらに、
「正しく使う → 体が軽くなる → 姿勢が整う」
という循環が起こるため、日常の疲れが蓄積しにくくなります。


ピラティスがデスクワーク疲れに効果的なのは、
姿勢・呼吸・体幹・関節・筋膜・神経系をまとめて整えることができるから です。

とくに、

・胸郭の解放
・インナーの活性化
・背骨のしなやかさ回復
・肩甲帯の安定
・血流と呼吸の改善

という要素は、デスクワーク疲れの本質にダイレクトに作用します。

ピラティスは“凝りをほぐす運動”ではなく、身体を整えるための再教育メソッド

だからこそ、デスクワークによる慢性的な疲労に最も適したアプローチなのです。

デスクワーカーに適したピラティスのワークとその効果

簡単マット/チェアでできる“オフィス前後ストレッチピラティス”

デスクワーカーは、「固まる部位」と「使えていない部位」が非常に明確です。
固まる部位:首・肩・胸・腰・股関節
使えていない部位:体幹・背骨・肩甲帯・臀筋

ピラティスはこの偏りを“動きながら解消”できるメソッドであり、即効性と持続性の両方を持っています。
ここでは、デスクワーカーに最も効果の高いワークと、その理由を解説します。

デスクの横でできる簡易ピラティスは、最も効果が出やすいアプローチです。
特に固まりやすい“胸郭・首・肩甲帯・股関節”の動きを取り戻すだけで、疲労感は大幅に軽減します。

▼胸郭オープナー(座位)
両手を後ろにつき、胸を広げながら深呼吸。
・胸椎伸展
・肋骨の可動性UP
・肩の力みリセット
が一度に得られます。

▼首の分節ストレッチ
頭をゆっくり縦方向に転がすように動かすだけで、
・僧帽筋上部
・肩甲挙筋
・後頭下筋群
の緊張が取れ、頭の重さが軽減します。

▼チェア・キャットストレッチ
椅子に手を置いて背骨を丸めたり伸ばしたりする。
これはデスクワークで最も固まる胸椎にアプローチできる超万能ワーク。

▼股関節のスイング
立位で脚を前後に軽く振る。
長時間座位で固まった腸腰筋や股関節前面をほぐし、腰痛予防に効果的です。

ポイントは“短時間でも動かすこと”。
筋肉は動かない時間が長いほど疲労が溜まる構造なので、3分間の動きが驚くほど効果を持ちます。

リフォーマーやマシンを使った姿勢改善・体幹安定ワーク

スタジオでのピラティスでは、マシンがデスクワーク疲れに対して大きな効果を発揮します。
理由は、マシンが 正しい動きを“誘導してくれる” ためです。

▼リフォーマーの特徴
・背骨の分節運動をしやすい
・骨盤のニュートラルが保ちやすい
・肩甲骨の安定を学びやすい
・下半身の筋バランスを整えられる

とくにデスクワーカーに効果が高いのは、
Footwork → Bridge → Arm Work → Spine Series
という流れです。

Footworkで下半身のアライメントが整い、Bridgeで骨盤と背骨がしなやかに。
Arm Workでは肩甲骨の安定が身につき、Spine Seriesで胸椎の柔軟性が高まります。

▼チェア(Wunda Chair)の特徴
コンパクトながら体幹強化に最適。
座ったまま胸郭を引き上げ、脚と体幹を協調させることで
・骨盤のコントロール
・背中の安定
を身につけられます。

▼タワー(Cadillac)の特徴
デスクワークで弱りがちな後ろ側の筋群を効率的に活性化できます。
特に効果が高いのは
・脊柱伸展ワーク
・胸郭のしなりを取り戻すストレッチ
・肩甲帯の安定性向上

マシンピラティスは、デスクワークで崩れた“体の地図”を最速で修正し、正しい姿勢へ誘導する力があります。

呼吸と連動させた動きで“肩こり・背中の張り”にアプローチ

デスクワーク疲れの本質は、胸郭の硬さと浅い呼吸です。
呼吸と動きを連動させるピラティスは、この問題に最も直接的にアプローチできます。

▼呼吸が整うと肩こりが改善する理由
・肋骨の動きが出る
・横隔膜が働く
・胸郭が広がる
・肩の力みが抜ける

呼吸の質が変わるだけで首肩周りの緊張は大幅に減ります。

▼背骨の動きと連動する呼吸
ピラティスでは、
・屈曲(丸める)
・伸展(反る)
・回旋(ひねる)
・側屈(横に倒す)
といった背骨の動きに呼吸を合わせます。

これにより、固まった胸椎の動きが戻り、背中全体の血流が改善。
「背中が呼吸してる感じがする」という感覚が得られるほど軽くなります。

週1〜2回の継続による“疲れにくい身体作り”とその変化

ピラティスの効果は、継続するほど明確に現れます。

▼1ヶ月
・肩の重さが減る
・首の張りが取れやすくなる
・呼吸がしやすくなる
・デスクワーク後の疲れが軽い

▼3ヶ月
・姿勢が安定し、腰痛が出にくくなる
・肩をすくめる癖が減る
・股関節の動きが改善
・歩く姿勢も変わる

▼6ヶ月
・美しい姿勢が“当たり前”になる
・肩こり・腰痛が慢性的に出ない
・疲労回復が早くなる
・心の余裕が生まれる

ピラティスは「動きを通して身体を再教育する」ため、
正しい姿勢・呼吸・体幹の使い方が無意識レベルで定着していきます。

これこそが、デスクワーク疲れに対して圧倒的に効果的である理由です。


デスクワークで崩れた身体を整えるには、

✔ 胸郭
✔ 背骨
✔ 骨盤
✔ 体幹
✔ 筋膜ライン
✔ 呼吸

という“全体システムの再構築”が必要です。

ピラティスはこれらを包括的に整え、
「疲れにくい身体」「軽く動ける身体」「自然に姿勢が整う身体」 を作ります。

デスクワーカーにとって、ピラティスは最も合理的で長期的に効果のあるメソッドと言えるでしょう。

ピラティスがもたらす“心と集中力”への効果──メンタル疲労の予防にも

呼吸による自律神経の切り替えとリラックス効果

デスクワークで起こる疲れは、身体だけではありません。
長時間同じ姿勢を続けることは、脳や神経系にも負担をかけ、集中力の低下・ストレスの増大・疲労感の蓄積につながります。

ピラティスは、筋肉や関節を整えるだけでなく、 呼吸・自律神経・脳の働き にもポジティブな影響を与えるため、メンタル面の改善にも非常に効果的です。

ここでは、その仕組みを4つの観点から解説します。

デスクワーク姿勢の崩れによって胸郭が潰れると、呼吸は必然的に浅くなります。
浅い呼吸が続くと交感神経が優位になり、身体は常に「緊張モード」に。

これが、
・ストレスが抜けない
・疲れが取れない
・集中力が続かない
といった状態を引き起こします。

ピラティスの胸式呼吸は、肋骨を前後左右に広げ、横隔膜をしっかり動かすため、深くしなやかな呼吸へと導きます。

深い呼吸 → 副交感神経が働く → 身体がリラックスする

このメカニズムこそが、ピラティスが心身の緊張を緩める大きな理由です。

また、呼吸が整うと脳へ酸素がしっかり届き、
・頭がクリアになる
・集中力が上がる
・感情の安定につながる
といった効果も得られます。

ピラティスを行うと「気持ちが落ち着く」「スッキリする」と感じるのは、生理学的に裏付けがあります。

姿勢改善と身体感覚(ボディアウェアネス)の向上による集中力・作業効率アップ

デスクワーク中に集中力が途切れる原因の多くは、
✔ 姿勢の崩れ
✔ 身体の感覚が鈍る
✔ 呼吸が浅い
この3つです。

ピラティスは、これらを根本から改善します。

特に大きいのは ボディアウェアネス(身体感覚) の向上です。

自分の姿勢や動きを感じ取る能力が高まると、身体が自動的に姿勢を修正するようになります。

▼身体感覚が上がると起きる変化
・姿勢が乱れた時、自然と身体が直す
・骨盤の位置が安定し、腰痛が出にくくなる
・肩に力が入りにくくなる
・頭が前に出る癖が減る

これにより、長時間座っても“疲れにくい姿勢”が継続し、集中力の持続時間が伸びます。

ピラティスは「正しい姿勢を作る運動」ではなく、「正しい姿勢が無意識で続く身体を育てる運動」です。
これが、作業効率の大幅アップにつながるポイントです。

ストレス軽減、疲労蓄積の防止、心身の回復サイクルの促進

デスクワークの疲れは、身体のこわばりと精神的ストレスが連鎖して悪化します。
「肩が重い」→「集中力が落ちる」→「仕事が進まない」→「ストレスが溜まる」→「呼吸が浅い」

この悪循環は、誰もが一度は経験しているはずです。

ピラティスは、このループを根本から断ち切ります。

▼理由①:背骨が動くと脳がリラックスする
背骨には自律神経が走っているため、分節的に動かすことで神経の活性と鎮静が整います。

▼理由②:筋膜がほぐれると、感情の緊張が解けやすい
筋膜はストレスと密接に関係しており、滑走性が改善すると精神的な緩みも生まれます。

▼理由③:呼吸×姿勢で「疲れにくい身体構造」ができる
ピラティスを続けると、胸郭が開き、背骨がしなやかに動き、骨盤が安定していきます。
これは“疲れが溜まりにくい身体”の構造そのものです。

結果として、疲労の蓄積が防がれ、
・寝ても疲れが取れない
・夕方になるとぐったりする
・メンタルが落ちやすい
といった悩みが軽減していきます。

ライフスタイルとしての定着がもたらす“疲れにくい体質の根づき”

ピラティスは一時的な運動効果ではなく、「体質」を変えていくメソッドです。

継続するほど、
・呼吸が深い
・胸が開いている
・背骨が動く
・肩が軽い
・骨盤が安定している
という状態が、日常の“デフォルト”になります。

ピラティスは、身体だけでなく心の余裕まで育てる習慣です。
仕事が忙しい人ほど、その効果の大きさを実感します。


ピラティスがデスクワーク疲れに効く理由は、身体だけでなく 脳・呼吸・神経・メンタル に総合的に作用するためです。

姿勢が整い、呼吸が深まり、身体感覚が高まり、ストレスまで軽減する——。
これらの変化は、日常生活における「疲れにくさ」へと直結します。

始めやすさと継続性──デスクワーカーが「今日から」できるピラティス習慣

器具不要のマットピラティスやチェアピラティスで手軽に始められる

デスクワークによる疲労は、椅子に座っている時間の長さと比例して蓄積していきます。
しかし、ピラティスの良いところは、
「短時間・低負荷の動きでも、身体の機能を確実に高められる」
という点です。

ここでは、ピラティス初心者でも今日から取り入れられる習慣づくりと、長期的に身体が変わるステップを解説します。

ピラティスの最大のメリットの一つが、器具がなくても成立することです。
マット1枚、あるいは椅子があれば、十分に効果的なトレーニングができます。

▼マットピラティスでできること
・体幹の活性化
・胸郭の可動性改善
・骨盤のコントロール
・背骨の分節運動
・呼吸の改善

たとえば、
・ハーフロールバック
・デッドバグ
・ブリッジ
・スパインツイスト
などは短時間でも姿勢改善効果が高く、デスクワーカーに非常に相性が良いワークです。

▼チェアピラティスの利点
椅子を使うことで、仕事の合間にも実践しやすくなります。
・チェアキャット
・チェアショルダーロール
・チェアブリージング
はそのままデスク横で行えるため、習慣化しやすいのがポイントです。

特にチェアキャットは胸椎の動きを取り戻し、肩こりや背中の張りの改善に最も効果的。
“椅子の上でできるピラティス”は、デスクワーカーにおける最強の習慣ツールと言えるでしょう。

オフィスや自宅での「ちょい動き」習慣への落とし込み方

継続のコツは、「時間を作る」のではなく “動くタイミングを生活に埋め込む” ことです。

たとえば…

▼日常に落とし込めるピラティス習慣
・メール作業が終わったら胸郭オープナーを3呼吸
・1時間座ったらチェアキャットを5回
・昼休みに股関節スイングを左右10回
・退勤前にブリージングでリセット

このように、生活の流れに“動きのフック”を作ることで、無理なく続けられます。

▼ポイントは「完璧を求めない」
20分のワークができない日でも、
・30秒の深呼吸
・1分の背骨ストレッチ
だけで身体は確実に変わり続けます。

ピラティスの効果は「頻度」に比例するため、短い時間でも質が高ければ十分です。

定期的なピラティスがもたらす長期的な健康メリット

継続することで、身体の機能そのものが変わっていきます。

▼1ヶ月
・肩こりが減る
・呼吸がしやすくなる
・背中の張りが軽減
・姿勢が整いやすくなる

▼3ヶ月
・骨盤が安定し腰痛が減る
・肩をすくめる癖がなくなる
・胸郭の柔軟性が向上
・体幹の安定が生きてくる

▼6ヶ月
・「疲れない姿勢」が定着
・体質の変化を実感
・デスクワークしても重だるさが出ない
・集中力が持続しやすい

▼1年
・疲れにくい構造が根本から定着
・見た目(体型・姿勢)の変化も継続

ピラティスは、単に筋肉を鍛える運動ではなく、
身体の使い方を再学習し、姿勢・呼吸・動作のクセを根本から変えるメソッド です。

そのため、継続することで“体質改善レベル”の変化が生まれます。

忙しい人向け「短時間・低負荷・継続」のコツ

仕事で忙しい人ほど、ピラティスの恩恵を最も受けやすいタイプです。

続けるためのポイントは次の通りです。

▼① 1分からでOK
呼吸3回、背骨の動き1〜2セットだけでも脳と身体のリセット効果が出ます。

▼② 週1〜2回のスタジオ+日常のちょい動き
スタジオでしっかり身体を整え、日常で維持する。
この組み合わせが最も効率的です。

▼③ “負荷より質”を重視
疲れている日の激しい運動は逆効果。
ピラティスのように、身体を整えながら動く運動が最適です。

▼④ デスク周辺の環境を工夫する
椅子の高さ、PCの位置、足裏の接地など、小さな工夫で姿勢の崩れを防げます。
特に「頭の位置」と「胸郭の角度」は疲労度に直結するため、意識すると効果的です。

ピラティスは、デスクワーカーにとって最も取り入れやすく、効果が長続きする運動です。
器具がなくても実践でき、短時間で身体が変わり、続けるほど“疲れにくい体質”が根づいていきます。

難しいことをする必要はなく、できる動きから少しずつ。
今日から始められる小さな習慣の積み重ねが、あなたの姿勢・呼吸・疲れやすさを根本から変えていきます。


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