身体のラインが変わる!美姿勢を作るピラティスの原則

ピラティス体幹姿勢改善
  • 💎“美姿勢”とは?──理想の身体のラインとその重要性
  • 💎なぜ姿勢は崩れるのか?──身体のバランスと“ズレ”のメカニズム
  • 💎Pilates の原則──なぜピラティスが美姿勢に向いているのか
  • 💎ピラティスで“美姿勢ボディ”をつくるステップ&習慣
  • 💎美姿勢は見た目だけじゃない──健康・動き・自信へつながるピラティスの価値


「なんとなく姿勢が悪い気がする」「写真に写る自分が丸く見える」「昔より身体のラインが崩れた」——こうした悩みを抱えてピラティスを始める方は非常に多くいます。

美姿勢は、単に“背筋を伸ばす”ことではありません。背骨・骨盤・胸郭・肩甲骨が本来の位置でバランスよく配置され、呼吸が深く入り、インナーマッスルが働き、自然に立つ・歩く・動くことができる状態。つまり、美しさと機能性が両立した姿勢のことです。

ピラティスの魅力は、この「美しい姿勢」を、特別なセンスや筋力に頼らず、誰でも再現できるように“原則”として体系化している点にあります。

身体の使い方・呼吸・意識の向け方・動きの順序など、すべてに明確な理由があり、その原則に沿って動くことで、姿勢が自然と整い、身体のラインが変わっていきます。

今回のコラムでは、美姿勢の正体から始まり、崩れる理由、そしてピラティスがなぜ姿勢改善に圧倒的に強いのかを丁寧に解説します。

「ただ姿勢を良くする」ではなく、「美しく、機能的に、長く続く姿勢」を手に入れたい方は必見の内容です^^

目次

“美姿勢”とは?──理想の身体のラインとその重要性

美姿勢ってどんな姿?背骨・骨盤・胸郭の理想アライメント

美姿勢とは単に「背中がまっすぐ伸びている姿勢」ではありません。
それは、外見の美しさに加え、身体内部で起きている機能が健全であることを意味します。

美姿勢は、
・呼吸が深い
・背骨のカーブが本来の形を保つ
・骨盤がニュートラルである
・胸郭が潰れず広がる余白がある
・インナーマッスルが自然に働く
といった複数条件が重なって初めて成立する“全身のバランス状態”です。

ここでは、美姿勢の本質を深く理解するために、姿勢を決める構造や、理想のアライメント、そして美姿勢が身体・見た目にもたらす効果を解説します。

美姿勢を語るときに欠かせないのは「骨格」の話です。筋肉は骨を動かす存在であり、骨格がズレた状態で筋肉だけを鍛えても、美しいラインは作れません。

▼背骨の理想カーブ
背骨には本来、
・頸椎:前弯
・胸椎:後弯
・腰椎:前弯
という“S字の生理的カーブ”があります。

このカーブが整っていると、頭・胸・骨盤の位置が安定し、動きに無駄がなくなります。

▼骨盤のニュートラル
骨盤は前傾でも後傾でもなく、
ASIS(左右の前の骨)と恥骨が床と垂直になる位置が理想です。
この位置が崩れると、腰の反り・猫背・下腹ぽっこりなどのライン崩れが起こります。

▼胸郭の拡がり
胸郭が潰れると、
・呼吸が浅くなる
・肩がすくむ
・胸椎が固まる
・肩甲骨の位置が崩れる
と、美姿勢から遠ざかります。

美姿勢は、胸郭の“立体的な余白”が欠かせません。

美姿勢がもたらす見た目と機能のメリット

姿勢が整うと、見た目だけでなく身体の機能も大きく変わります。

▼見た目の変化

・ウエストラインが細く見える
・背中がスッキリする
・脚が長く見える
・肩の位置が美しい
・顔のむくみやたるみまで改善

姿勢が美しい人は、筋肉の使い方が均等で、ラインの流れが自然に整っています。

▼身体機能の変化
・呼吸が深く入る
・疲れにくい
・肩こり・腰痛が減る
・動きが軽い
・体幹が安定する

機能が整うことで、美しさは“結果として現れる”というのがピラティスの考え方です。

このように姿勢は劇的に変化します。

ここまで読んで、「姿勢は筋力だけの問題ではない」と気づいた方も多いはずです。
姿勢を支えるのは、筋力・柔軟性・呼吸・重心感覚・神経系など、非常に多くの要素が絡み合っています。

その中でも特に重要なのが「立位時の微調整能力」。

ピラティスは、背骨と体幹を中心に、これらの要素を総合的に育てるメソッドです。
だからこそ、姿勢改善、特に猫背の改善に非常に強い効果を発揮します。

現代人に多い「姿勢崩れ」の原因と典型パターン

姿勢が崩れる理由は、生活習慣と身体の使い方にあります。

▼典型的な姿勢崩れ
・巻き肩
・猫背
・反り腰
・フラットバック
・スマホ首
・胸郭の潰れ
・片側重心のクセ

これらは筋肉のアンバランスによって生まれます。

例:
胸郭が潰れる(上部肋骨が下がる)
→ 胸椎が丸くなる
→ 肩が内巻き
→ 肩甲骨が外へ広がる
→ 首が前にズレる

この“セット崩れ”により、美姿勢からどんどん遠ざかります。

「一時的な姿勢」ではなく、「使える姿勢」を作るという考え方

鏡の前で背を伸ばすだけでは、美姿勢は定着しません。
理由は単純で、それは 筋力・関節可動域・呼吸・神経系の統合が伴わない“作られた姿勢” だからです。

美姿勢とは本来、無意識でもキープできる、身体が機能的に動く姿勢 のこと。

ピラティスでは、
・インナーを働かせる
・胸郭・骨盤を整える
・背骨を動かす
・呼吸を変える
・動作のクセを修正する
という“身体再教育”を行うことで、この理想姿勢を習慣化させます。

美姿勢は見た目の問題ではなく、身体の機能が整った結果として生まれる状態です。

背骨・骨盤・胸郭・頭の位置・肩甲骨の安定……これら全ての要素がバランスを保って初めて“美しいライン”がつくられます。

そのためピラティスは、美姿勢を作るために最適なメソッドと言えるのです。

なぜ姿勢は崩れるのか?──身体のバランスと“ズレ”のメカニズム

インナーマッスル(体幹深層筋)の弱さと姿勢の不安定性

姿勢が崩れる理由は、「筋力不足」や「猫背のクセ」だけではありません。
実際には、身体の内部で起きている インナーの弱さ、骨格のズレ、筋膜の固さ、呼吸の変化、日常動作の偏り といった複合的な問題が積み重なって姿勢不良が起こります。

つまり、姿勢は“結果”にすぎず、その背後には必ず“原因の連鎖”があります。
この章では、その連鎖を解剖学的に丁寧にひも解いていきます。

まず最初に姿勢崩れの根本にあるのが、インナーマッスルの機能低下です。

インナーとは、
・腹横筋
・内腹斜筋
・多裂筋
・横隔膜
・骨盤底筋
など、姿勢を内側から支える「体幹のコルセット」のような存在です。

▼インナーが弱くなるとどうなる?
・背骨が不安定に揺れる
・骨盤の角度が毎回ズレる
・肋骨が開いたり閉じたり不規則になる
・背骨が必要以上に反ったり丸まったりする
・外側の筋肉が代わりに頑張る(代償)

結果として、姿勢が自然と崩れてしまいます。

▼現代人の生活が“インナー低下”を招いている
・座り時間が長い
・呼吸が浅い
・運動不足
・スマホ姿勢

これらによって横隔膜が働かず、腹圧が抜け、体幹が弱くなります。

インナーが働いていない姿勢は、家の「基礎」が崩れているのと同じ。
どれだけ外側を鍛えても、姿勢は安定しません。

骨盤・股関節・背骨のアライメントの乱れとその影響

姿勢を決める骨格は、「骨盤 → 背骨 → 頭」という縦のつながりで見ていく必要があります。

▼骨盤のズレは全身に影響する
骨盤が前傾すると反り腰に、後傾すると猫背に。
左右差があれば肩の高さや脚の使い方まで変わります。

骨盤の角度が1〜2度ズレるだけで、
✔ 背骨のカーブ
✔ 腹圧の入り方
✔ 胸郭の広がり
✔ 頭の位置
まで変わってしまうため、姿勢崩れの大きな原因になります。

▼股関節の動きが悪いと姿勢が崩れる
股関節が硬い・動かない人は、骨盤が正しい位置に定まりません。
股関節の可動域不足
→ 骨盤がズレる
→ 背骨で代償
→ 姿勢が崩れる

この“代償ループ”が起きている人は非常に多いです。

▼背骨の可動性不足
背骨が動かないと、
・胸椎の丸まり
・腰椎の反りすぎ
・頸椎の前方化
といったズレが起こります。

姿勢を整えるには、背骨がしなやかに動くことが必須です。

筋膜・筋肉のアンバランスと柔軟性の低下が招く姿勢崩れ

姿勢を決めるのは関節や骨だけではありません。
筋肉や筋膜のバランスも大きな役割を果たします。

▼よくあるアンバランス
・胸の筋肉が硬い → 巻き肩に
・もも前が硬い → 反り腰に
・背中が弱い → 猫背に
・ふくらはぎが張る → 骨盤が後傾に
・お尻が弱い → 腰椎が不安定に

このように、身体は“前後左右”のバランスが崩れた瞬間に姿勢が乱れ始めます。

▼筋膜ラインの観点
筋膜は全身を包むネットワークであるため、
・胸郭の硬さが首へ
・ふくらはぎの張りが骨盤へ
・背中のこわばりが肩へ
と影響します。

美姿勢を作るには、筋肉単体ではなく“ラインのつながり”で見る必要があります。

呼吸パターンや日常の動きクセが姿勢に与える負荷

姿勢崩れの背後で最も見落とされがちな要因が、呼吸のズレと日常のクセです。

▼呼吸が浅いと姿勢が崩れる理由
胸郭が動かない
→ 横隔膜が働かない
→ 体幹が弱くなる
→ 肩や腰で支える
→ 姿勢が崩れる

これは、力み肩・猫背・反り腰に共通する“根本原因”です。

▼日常のクセの例
・片側でバッグを持つ
・座る時に片側へ体重をのせる
・スマホを見る時に首を突き出す
・歩くときに膝が内側に入る
・肋骨を開いて立つクセ

姿勢は“習慣の結果”として現れます。
姿勢が崩れるのは、見た目の問題ではなく、

骨格・筋肉・筋膜・呼吸・日常動作の複合的なズレが積み重なった結果 です。

だからこそ「背中を伸ばす」「胸を張る」といった表面的な姿勢改善では変わりません。

ピラティスは、これらの要素をすべて統合し、身体の奥から姿勢を再教育することができる唯一のメソッドなのです。

Pilates の原則──なぜピラティスが美姿勢に向いているのか

ピラティスの6つの基本原則と姿勢改善の関係

ピラティスには、創始者ジョセフ・ピラティスが提唱した「6つの原則」があります。
それは単なるルールではなく、“身体を本来の状態に導くための科学的なガイドライン” として機能しています。

美姿勢とは
・骨格が整い
・呼吸が深く入り
・インナーが働き
・動きが滑らか
という複数の要素が同時に成立した状態。

ピラティスの原則は、この美姿勢に必要な要素すべてを包括しているため、他の運動では得られない確かな変化を生み出すのです。

① 呼吸(Breathing)
呼吸は姿勢づくりの根幹です。
胸郭の硬さは姿勢崩れの第一原因であり、横隔膜が働かないと体幹が不安定になります。
ピラティスの呼吸は「胸郭を360度に広げる呼吸」。

これにより
✔ 肋骨が動く
✔ 胸椎が柔らかくなる
✔ 肩の力みが抜ける
✔ インナーが自然に働く
と、美姿勢に必要な要素が整っていきます。

② センタリング(Centering)
インナーマッスルの活性化を意味します。
中心(体幹)が安定しなければ、美姿勢は維持できません。

腹横筋・骨盤底筋・多裂筋が連動することで、
✔ 背骨が安定
✔ 骨盤が中間位に戻る
✔ 胸郭の広がりが生まれる
と、身体のコアが強くしなやかになります。

③ コントロール(Control)
姿勢は「力」で作るのではなく「制御」で作ります。
動きを正確にコントロールすることで、
✔ 肩の上がり
✔ 腰の反り
✔ 背中の緊張
✔ 不必要な代償
が消えていきます。

④ 集中(Concentration)
自分の身体への意識を深めることで動きの質が高まり、姿勢も繊細に調整されます。
美姿勢には「身体感覚の鋭さ」も欠かせません。

⑤ 精度(Precision)
ピラティスでは「どこを、どう動かすか」に徹底的にこだわります。
動作の精度が高まるほど、正しい筋肉が働き、理想的な姿勢の基盤となる関節配置が整います。

⑥ 流れ(Flow)
美姿勢とは止まった形ではなく“動きの流れの中で美しい姿勢が保てること”。
ピラティスの動きは滑らかで、関節の負担を最小限にしながら全身を連動させます。

以上の6つの原則が重なり合うことで、身体そのものが“姿勢の正解”を覚えていくのです。

インナーマッスルを鍛え、体幹の安定をつくることの意味

美姿勢において最も重要なのは、体幹の深層筋が働いている状態です。

インナーが働かないと、身体は外側の筋肉に頼ってしまい、
・肩のすくみ
・腰の反り
・胸郭のつぶれ
などの“姿勢崩れパターン”が生じます。

ピラティスでは、
✔ 呼吸
✔ 骨盤の位置
✔ 背骨の配列
を整えることで、自然とインナーが働く環境をつくります。

結果として、
・重心が安定
・過剰な力みが取れる
・姿勢が effortless(努力しない姿勢)
へと変わっていきます。

胸郭・背骨・骨盤を整えることで骨格バランスが回復する

姿勢が美しく見えるかどうかは、筋肉よりも“骨格の位置”で決まります。

▼胸郭
胸郭が広がると、
・肩が自然に下がり
・首が長く見え
・呼吸が深く入る
という美姿勢の条件が一挙にそろいます。

▼背骨
背骨が自由に動けると、
・猫背にならない
・反り腰にならない
・頭の位置が整う
と、軸の通った身体がつくられます。

▼骨盤
骨盤が中間位に戻ると、
・股関節が安定
・腰の負担が減る
・下腹のぽっこりが改善
と、下半身のラインも変わってきます。

ピラティスは、これらを“同時に整える”ことができる稀有なメソッドです。

姿勢意識と身体感覚(ボディアウェアネス)が高まる

美姿勢には “意識の質” も重要です。

多くの人は、
・自分が猫背だと気づいていない
・肩が上がっているのに無自覚
・呼吸が浅いのが当たり前
という状態です。

ピラティスでは、
✔ 肋骨の動き
✔ 骨盤の傾き
✔ 背骨の流れ
✔ 肩甲骨の位置
✔ 頭の軸
への細かい意識を向け続けます。

この「気づく力」が高まることで、日常生活の中でも自然と姿勢を修正できるようになります。

ピラティスの原則は、美姿勢づくりに必要な

✔ 呼吸
✔ 体幹
✔ 骨格
✔ 身体感覚
✔ 動きの精度
✔ 全身の連動

をすべてカバーしています。

だからこそピラティスは、単なる筋トレでは得られない“美姿勢を当たり前にできる身体”をつくることができるのです。

ピラティスで“美姿勢ボディ”をつくるステップ&習慣

まずは呼吸と体幹の安定から:ベーシック・ワークで身体を整える

美姿勢づくりの最初の一歩は、意外にも「呼吸」から始まります。

▼呼吸が整うと姿勢が変わる理由
胸郭が硬い人は、呼吸が浅く、
・肩で呼吸する
・腰が反る
・背中が固まる
・胸が潰れる
という悪循環に陥っています。

ピラティスの胸式呼吸は、
✔ 肋骨を360度に広げ
✔ 胸郭の立体的な余白を作り
✔ 横隔膜を正しく動かし
✔ 体幹を自然に安定
させます。

この「呼吸×胸郭×体幹」のセットが整うだけで、
肩が下がり、背骨が伸び、身体の軸が安定し、姿勢が驚くほど変わります

▼おすすめのベーシックワーク
・胸郭呼吸の練習
・骨盤ニュートラルチェック
・腹横筋の活性(センタリング)
・背骨の分節の練習(カールアップなど)

これらの基礎を丁寧に積むことが、美姿勢づくりの第一の鍵です。

背骨・骨盤・胸郭のアライメントを整えるマット/リフォーマーワーク

姿勢を根本から変えるには、骨格の位置を整える必要があります。

ピラティスでは、
マットの“安定”+リフォーマーの“誘導”
という異なる環境で身体を整えるため、
最も効率よくアライメント改善ができます。

姿勢を根本から変えるには、骨格の位置を整える必要があります。

ピラティスでは、
マットの“安定”+リフォーマーの“誘導”
という異なる環境で身体を整えるため、
最も効率よくアライメント改善ができます。

▼背骨(スパイン)のアプローチ
背骨は身体の中心であり、美姿勢の柱。
胸椎が固い人は猫背に、腰椎が反りすぎている人は反り腰になります。

ピラティスでは、
・Spine Stretch
・Roll Up
・Swan
・Cat Stretch
などで背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈を立体的に取り戻します。

背骨に自由が戻ると、
✔ 肩・首の負担が減る
✔ 腰の反りが改善
✔ 胸が自然に開く
と、美姿勢が自然とキープできるようになります。

▼骨盤(Pelvis)のアプローチ
骨盤の傾きが姿勢の6〜7割を決めるほど重要です。

骨盤が整えば、
・体幹が安定
・腰痛予防
・下腹のぽっこり改善
・脚のラインも変化
します。

ピラティスでは、
・Pelvic Clock
・Bridging
・Hip Work
などで骨盤の角度と左右差を丁寧に整えます。

▼胸郭(Ribcage)のアプローチ
胸郭が潰れていると、どれだけ気合を入れて姿勢を良くしようとしても続きません。

胸郭が広がると、
・肩が下がる
・呼吸が深い
・頭と背骨が一直線に
・デコルテが美しく
と、見た目の“印象”が劇的に変わります。

筋肉のアンバランスを整え、筋膜ラインをリセットする全身の連動ワーク

姿勢崩れは、筋肉の“前後・左右のアンバランス”から生まれます。

ピラティスは、
体幹を中心に全身を連動させる運動のため、
筋肉と筋膜の偏りが驚くほど改善します。

▼ピラティスが筋膜ラインに強い理由
筋膜は身体全体を包むネットワーク。

ピラティスの動きは
・ゆっくり
・大きく
・軸を保ちながら
動くため、ライン全体を一度に整えます。

特に効果的なのは:
✔ Superficial Back Line(背面ライン)
✔ Deep Front Line(深前線)
✔ Lateral Line(側面ライン)

これらの働きが整うと、美姿勢の特徴である
“縦に伸びる、横に広がる、中心が安定する”
状態が自然と再現されます。

日常動作にこそ活かす:立つ・歩く・座るを美姿勢につなげる習慣づくり

どれだけレッスンで姿勢が整っても、日常に落とし込めなければ元に戻ってしまいます。
ピラティスの最終ステップは、日常動作の美姿勢化です。

▼立つ
・骨盤ニュートラル
・肋骨を締める
・胸郭を縦に引き上げる

これだけで全身が軽くなります。

▼歩く
“脚で歩く”のではなく、
・背骨の回旋
・胸郭のしなり
・骨盤の前後運動
が使えているかが重要です。

この歩き方が身につくと、
✔ ウエストが締まる
✔ 肩や腰が疲れない
✔ 歩く姿が美しく見える
という効果が出ます。

▼座る
座位姿勢は現代人の最重要ポイント。
・骨盤が立つ
・背骨が伸びる
・頭が前に出ない

など、ピラティスで学んだ軸が活かせます。

美姿勢は「習慣化」することで一生モノになる

ピラティスは姿勢を「意識で作る」ものではなく、身体の使い方そのものを書き換えるメソッド。

継続することで、
・呼吸が変わる
・歩き方が変わる
・背骨が動きやすくなる
・肩が上がらなくなる
・日常姿勢が自然に整う

このように、美姿勢が“クセとして定着”していきます。

美姿勢を作るピラティスのステップは、
① 呼吸
② 体幹
③ 骨格バランス
④ 全身の連動
⑤ 日常動作への応用
という、最も効率的で、最も継続しやすい流れになっています。

この順番を踏むだけで、誰でも身体のラインが変わり、美姿勢が自然と板につく身体になるのがピラティスの最大の魅力です。

美姿勢は見た目だけじゃない──健康・動き・自信へつながるピラティスの価値

姿勢と健康は深くつながっている──呼吸・関節・内臓への影響

まず知っておきたいのは、姿勢が崩れると、単に見た目が悪くなるだけでなく “健康そのもの” に影響することです。

▼呼吸が浅くなる
猫背や巻き肩になると胸郭が潰れ、横隔膜が十分に下がりません。

すると、
・呼吸が浅くなる
・酸素量が不足
・疲れやすい
・肩こり・頭痛
といった不調が起きます。

ピラティスの胸郭呼吸は、肋骨を立体的に広げ、横隔膜の可動域を最大化します。
結果として、呼吸が深まり、交感神経の過緊張が落ち着き、身体全体が軽くなります。

▼関節の負担が減る
姿勢が崩れると、
・首
・肩
・腰
・膝
に負担が集中します。

ピラティスでアライメントが整うと、
✔ 関節に均等に荷重がかかる
✔ 動きがスムーズになる
✔ 重心が安定する
ため、慢性的な痛みが減っていきます。

▼内臓の位置が整う

反り腰・猫背どちらの場合も、内臓が下垂しやすく、
・便秘
・ポッコリお腹
・倦怠感
につながることがあります。

ピラティスで骨盤のニュートラルが身につくと、内臓が本来の位置に戻り、代謝・消化の働きが改善します。

姿勢が変わると“動きの質”が劇的に上がる

美姿勢の価値は、見た目だけではありません。
実は、姿勢が整うと 動きの効率が劇的に上がる のです。

▼軸が通ると動作のエネルギー効率が上がる
・歩く
・立つ
・座る
・階段を上がる
といった日常の動作でも、身体の軸が通っていると無駄なエネルギーが減り、疲れにくくなります。

ピラティスは“軸を中心に全身を連動させる運動”なので、
✔ 身体がスムーズに動く
✔ 歩幅が自然に広がる
✔ 足首・膝の負担が減る

こうした動作改善が起こります。

▼体幹が働くことで手足の動きが軽くなる

腕や脚を動かすとき、実際には“体幹が安定しているかどうか”が重要です。

インナーが働くと、
✔ 腕が軽く上がる
✔ 肩の力みが抜ける
✔ 股関節が滑らかに動く
という変化が起こります。

これがスポーツパフォーマンスにも直結するため、
ピラティスはアスリートにも評価されています。

姿勢と「自信」は密接にリンクしている

興味深いことに、姿勢は心理面にも大きく影響します。

▼背筋が伸びると自信が高まる
研究では、胸を開いた姿勢をとるだけで
・ポジティブな感情が増える
・集中力が上がる
・ストレス耐性が向上
することがわかっています。

逆に、猫背は
・ネガティブ感情が増える
・不安が強くなる
・疲れを感じやすい
という影響があります。

ピラティスで姿勢が整っていくと、
✔ 自信が持てる
✔ 表情が明るくなる
✔ 心に余裕が生まれる
という“心の変化”が見られる人も少なくありません。

これは、呼吸が深まり、副交感神経が働きやすくなることとも関連しています。

継続することで姿勢が“クセとして定着”する──ピラティスが長期的に強い理由

ピラティスの最大の特徴は、身体の使い方そのものを再教育できることです。

ほとんどの運動は、筋肉を鍛えることが目的ですが、
ピラティスは筋肉だけでなく、
・神経
・関節
・筋膜
・呼吸
・意識
など、身体を動かすための根本システムに働きかけます。

そのため、
✔ 動きのクセが改善
✔ 姿勢が無意識に整う
✔ 美姿勢が長続きする
という“永続性”が生まれます。

一般的な筋トレやストレッチでは戻ってしまう姿勢も、
ピラティスでは“正しい動きの自動化”が起こるため崩れにくくなるのです。

美姿勢は「身体が整っている状態」であり、
呼吸・関節・筋肉・神経・内臓・メンタルまで影響します。

ピラティスは、
✔ 骨格
✔ 体幹
✔ 胸郭
✔ 呼吸
✔ 筋膜
✔ 身体感覚
✔ 動作パターン
を統合的に整えるため、姿勢改善に最も適したメソッドと言えます。

継続することで、美姿勢は「努力して作るもの」ではなく
“自然に保てる身体のデフォルト設定” となり、
見た目・痛み・動作・自信まで、人生の質全体を底上げします。


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